言葉で心の状況を確認する


夢は口に出せという言葉の本質、それは、夢を言った瞬間の自分の気持ちが、ストレスを感じているかどうかで、その夢が自分にとっての本当の夢なのかどうかが分かるということ。

 

私は常日頃「社長になる」とか「タンザニアでビジネスをやる」とか大きいことを口に出している。自分を鼓舞するためにもそうしている。

 

外国で出会った日本人とご飯に行くと、キャリアの話から自然とそういった夢ややりたいことを語る機会になる場合が多かった。特にアフリカでは新規事業や、公的機関からの派遣者などが多く、話に勢いと色があった。タンザニア人との話も、今まで私が聞いたことのない、神の話、経済状況や宗教の話など収拾がつかない面白さがそこにはたくさんあった。しかし日本に帰国をして、目の前のことに一生懸命になり、目の前の人たちと目の前のことばかりを話すようになった。もちろんそれも大切なことなのだけれども。

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仲良くしてくれてありがとうSamia


人間は思ってもないことを口にすることが一番のストレスになる。お酒が入ると本音ですっきりするのは毎日、自身の気持ちとは違うことを話しているから、いや、話さなければいけないから。

 

今日バイト中、久しぶりに将来どうするの?みたいな話になった。「社長になりたいです」っていった自分の心はストレスを感じていた。これは、今の私の本音ではない、なぜならストレスを感じている、つまり、思ってもいないことを口にしているから。 

 

 

夢を、目標を語る機会というのは、自分が今どういう心境なのかが明確にわかるということ。発した言葉でストレスを感じているのであれば、どう表現すればストレスを感じなくなるか、つまり本音になるか。

 

結局その日、私が至りついた言葉は「自分の価値観で自分だけの何かをスタートさせる」だった。その核となる価値観を様々な状況から取捨選択して整理していきたい、スタートは徐々にやっていければいいと考えている。

 

ちょっと恥ずかしいかもしれませんが、夢や目標を語り合うって本当に素敵なことですよ。