興味深い出来事がありました。
物理基礎、波の分野を教えた後に、ある学生(中国の生徒)が職員室に来て「これは何故こうなるのですか」と質問をしに来た。
内容は物理基礎ではなく、高校2年生で習う物理の内容。
試験範囲とは関係ないがこれは学びの本質だと思った。
学校の授業はあくまでも大多数の子どもたちが躓かないよう一段一段階段を作って導びいていくもの。
自分で調べてわからないから持ってくるというのは自分で躓きを作って勝手に引っかかるようなもの。けど、この自己責任感の強い躓きこそ、興味の始まりなのではないか。
何故、躓いたのか、どうすれば躓かないのかを考え続けるだろう。
だからこそ、「まるで彼ら自身で作ったような躓きを与える授業」をこれから意識して作らなければならないのではないか。
おもしろいな、毎日